地盤システム研究所

GeoSystem Institute

リレハンメル2.jpg


技術紹介


動画像を用いた応力変位評価システム


 開発を進めているシステムは,供試体実験や現場計測の時に撮影されている動画像に解析的処理を施すことによって,対象物の状態を可視化するものであり,つぎの4つの技術からなっている.
 ? 撮影された動画像の自動認識技術
 ? 撮影された動画像の中の特徴点の移動量を算定するための精密写真測量技術
 ? 算定された標点の移動量から対象物(供試体など)の力学定数(変形係数,粘着力,内部摩擦角など)やひずみや応力の分布状況を算定する
   応力変形問題の逆解析システム
 ? 撮影された動画像に解析結果を重ねる複合現実(Mixed Reality)システム
 例えば,コンクリートの曲げ試験に,本システムを活用すると,“位置が認識できる標点を付けた試験対象となる供試体”と“長さの分かる基準尺”を,CCDカメラによって撮影するだけで,次図のように,載荷段階毎の供試体内部の応力・ひずみ分布や供試体の力学特性の変化の同定や可視化が可能となる.

応力変位評価システム.jpg

(2009.07.15)



画像応力解析システム

(VGM:Visual Geo-Mechanics)

応力変位評価システム.jpg

(2009.07.15)


画像応力解析システムは、写真測量や地滑り計によって得られた方面表メインの変位挙動から地盤内部の滑りや全段変形挙動を予測する数値解析システムです。


有限要素法をベースに開発 (変位挙動や支保効果の予測や有効な対策工の選定や設計が可能)
地盤内の変位挙動だけでなく、地盤の力学特性の評価も可能 (2007.05.30)



ページトップへ戻る

| HOME | 技術紹介 |





Copyright (C) 2012GSI. All Rights Reserved.